TOP > のらくら農場 萩原代表講演会 その1
今回のセミナーの萩原代表の講演は、信州北八ヶ岳の標高1000メートルの田畑で農薬を使用せず、
有機肥料で野菜を栽培する「のらくら農場」の本当のすばらしさが伝わってくるお話でした。
全く農業とは縁もなく、またご自身が農学部出身でもなく、
まさに「素人」として有機農法を始めた時は失敗の連続だったそうです。
それが現在では若い従業員10名をも雇用する農場に発展しています。
農業は、1万年も前から地球上で行われるようになった人類の営み。
それがゆえに、これまでの慣習、経験や勘といったノウハウで農業を行っているのでは、
と思いがちですが、現代においては必ずしもそうではありません。
もっと科学的に農業にアプローチして生産性や品質を向上させる努力をしています。
それを実践しているおひとりが萩原代表です。
それは、土の成分を細かく分析し、栽培する予定の植物に必要な肥料の種類、分量を足していくという、
集合知の農業です。
萩原代表が農業に従事しはじめて間もないころ、
野菜がうまくできたときほど、翌年同様にうまくいくか自信がない状態でした。
それが土壌分析を細かくすることで、独自の生育理論が確立し、
その結果、成功も失敗もその原因を科学的に把握することができるようになったそうです。
今ではその手法を、仲間の農家の方々と勉強会をしながらシェアしています。
信州は11月末にもなればもう農作物は一部の根菜類しかできません。
しかし、萩原代表としては、若い従業員を季節労働者にしたくない。
通年を通して仕事ができるにはどうしたらいいか考えた結果解決策の一つが、
自分たちで作った農作物を加工食品にすることです。
農作物をそのまま売るだけでなく、付加価値を高めた加工食品を製造し、
独自の販売網を確立して販売するその経営は、まさに「6次産業化」
(*生産部門の1次産業、加工部門の2次産業、流通販売部門の3次産業の、
1、2、3を掛けて6次産業化といわれています)の代表例です。
のらくら農場の野菜は、ほんとうに美味しいです。
漬物は有機農法でつくった野菜を、化学調味料、保存料、着色料なしで漬けました。
美味しいだけでなく、安心な食べ物そして今回はこの素晴らしいのらくら農場の漬物を
カリスマシェフ小暮先生から教えていただいた特別のレシピを、栄養士でもある大西店長がお伝えしました!
皆さん大喜び・・・さてどんなレシピだったかは
次回のお楽しみ(^^♪
こちらの文章は取材いただきました「花粉クエスト」さまより
ほぼお借りしました。(年末で超多忙で)(;’∀’)
原文はこちらから
https://kafunq.com/yogurt-tukemono/
次回は試食会の模様をご案内予定です。お楽しみに!