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ロースイーツセミナーで話題になったこと 重要

先日のロースイーツのセミナーで話題になった注意すべき点をご報告いたします。

最近ではローのナッツなどを見かけますが、そのまま生で食べてしまう方がいらっしゃるようですが、先日の小川先生のデモンストレーションの時に熱を加えない場合は必ず浸水をさせるように言われました。
その趣旨については下記のようになります。

『種(たね)は生で食べてはいけない!』
穀類、豆類、種類、ナッツ類にはアブシジン酸(ABA)が含まれています。
ABAは、植物ホルモンの一種で、植物の発芽を調節しています。
玄米や雑穀を含む、すべての植物の種は、子孫を守るため、
動物に食べすぎられないようにするため、落ちても容易に腐らない働きを持ち発芽抑制因子として働き、植物の発芽を調節しています。
このABAは人体に対して毒作用がありますので、玄米など種ものを食べる時、
これを“無毒化”して食べる正しい知識がないといけないのです。

それが『種子を浸水させること』
熱を加えればABAの働きは当然なくなりますが、生で食べる場合このABAを不活性化する処理が浸水になります。
アーモンドで8時間~12時間
カシューが4時間ぐらいとおっしゃってました。

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このABAは、私達の細胞内のミトコンドリアに対して毒性を持っています。
ミトコンドリアは、体温維持など、エネルギー代謝にとって重要な役割を果たしているので、悪影響を受けると低体温になったり、免疫力が低下し、病気の要因になることも考えられますので、生の種子類を食べる場合は必ず浸水が必要となるわけです。

例えば人気のチアシードも適度に浸水させて食べた方が良いことになります。
私ごとですが、自家製のヨーグルトに半日入れてから食べております。

※チアシード
8種類の必須アミノ酸を含むチアシードは「奇跡の植物性たんぱく源」
オメガ3脂肪酸(DPA・DHA・EPA)はイワシやサバなどの青魚に含まれている栄養素なので、魚を食べる機会が少ない人にもオススメ。
浸水目安は12時間以上と言われています。  ご参考まで

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